「融資は玉砕の連続!」
5150万円で、物件購入できることになりました。
さあ、「融資付け」です。
理想の、いやいや理想以上で金融機関から好条件で融資を出してもらえるか?
金融機関との交渉がスタートいたしました。
S2銀行A支店からは、「個人名義でフルローン、金利3.3%」で行けるだろうという回答は
既にいただいています。
しかし、法人名義での購入の可能性も探りたい。
できれば、もう少し低い金利で借りたい。
最後の最後まで金融機関を探してみようと考えていました。
そんな時に、ある先輩投資家の方との酒の席で
彼からこんな提案をいただきました。
「可能かあるかどうかわからないですが、
私が利用している金融機関を一緒に回りましょう」
私の為に、一緒に金融機関を回っていただけるなんで、
何て素晴らしい方なのだろう。
この提案には正直驚きました。
後に私は彼の真意を知りました。
後日、こんなことをおっしゃいました。
「私は先輩方にされてきたことを、同じように後輩のアユカワさんにしているだけです。
あなたは、後から続く投資家さんの力になってあげてください。
これが不動産投資家の世界です」
言葉なし。多謝。
その方と回った金融機関。
まずは、政府系の金融機関。
回答は、「そもそも耐用年数を超えている物件は、土俵に乗りません」
続いて、S2銀行B支店。
回答は、「ぜひうちでやらせてください。個人でフルローン。3.3%。
法人?それはできないです。サラリーマンの方向けローンですから
個人でないと厳しいです」
A支店も、B支店も同じ条件。
であれば、最初にお願いしたA支店にお願いするのが筋。
続いてはダメ元で、他の金融機関もあたりました。
私が法人で借りているメガバンクさん。
回答は、「2カ月前に融資を実行したところですからね、
今すぐには厳しいです。それに耐用年数超えは・・・・」
最近知り合った、地元の地銀さん。
回答は、「トライしたみたい案件ですが、決済日までに融資決定を
出すのは時間的に無理です」
数週間に渡る金融機関めぐりも、結局は元のさや。
S2銀行A支店から
「個人名義でフルローン、金利3.3%」で融資決定いたしました。
今思い返せば、この金融機関めぐりは無駄ではなかったと思います。
銀行の行員さんとの貴重な交渉体験ができました、
様々な銀行さんとのパイプも作れました。
今後の不動産経営者としてのスキルを身につけることができたと思っています。
融資が決まり、後は引き渡し日を待つばかり。
となると、いよいよ本題。
「築26年・入居率20%の物件を満室にできるか?」
いよいよ動き出します。