【シリーズ】第11回 築26年・入居率20%の物件を満室にできるのか?

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暑い夏、7月30日(水)に契約。8月29日(金)S2銀行A支店で金消契約。9月12日(金)引き渡し。

このようなスケジュールで進むことになりました。

通常、リフォームの作業に入るのは、引き渡し後となりますが、
今回はリフォームが大がかりになることもあり、前オーナー様のご厚意もあって
引き渡し前から、業者との立ち合いそして見積もりと作業を前倒して進めていくこととなりました。

そういえば、私は部屋の中を見て物件を買ったことがなかった

この物件を購入するまでに、私は区分マンションで10室以上、
一棟ものも3棟購入していました。

しかし、今まで、物件の部屋の中を見て購入したことがありませんでした。
何故なら、全て入居者がいらっしゃったからです。

これまで満室の物件を購入していた私が、14室中11室空室の物件を購入するときに
始めて気づきました。

私は部屋の中を見て、物件を購入したことがない

もちろん今回は、空室の多い物件でしたから、空室の中もチェックしました。

でも、11室全ての空室は見ることはしなかったのです。
空室11室中、二階の4室を視察いたしました。

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ま、通常のリフォームで、何とか住めるようになるだろうと考えていました。

そして、契約後、引き渡しの数日前に、業者との打ち合わせも兼ねて、
改めて現地視察。

そして全ての空室の部屋の鍵を開けました。

驚きました!

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「残置物の山」そして「・・・・・」言葉を失うぐらいほどのたばこのヤニで汚れた部屋。

もちろん前オーナーさんが意図的に私に部屋を見せなかたった訳ではなく、
全ての部屋を自主的に見なかった私の問題です。

事前にこの荒れた部屋を見ていたとしても、この物件を購入していたと思うので
いいのですが、「心の準備」ができていませんでした。

しかし、逆にこの部屋を見て、心に火がつきました。

「必ずこの物件を蘇えらせてやる」と。

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