実は私は今年の6月から、新しいトライアルを始めています。
これまで不動産投資家として、手を出していなかった新たな分野に首を突っ込み始めました。
それは、
「築古のボロアパートを再生して商品化する」
今現在その作業は続行中です。自身の新しい試行錯誤を記録していくうえでも、
このシリーズ「築26年・入居率20%の物件を満室にできるのか?」で、詳しく紹介して行きたいと思います。
このシリーズは満室になるまで綴る予定ですので、もしかして永遠に完結しないかもしれませんが。(笑)
時は、2014年3月14日(水)。
世間はホワイトデーでした。
世の中の賑わいとは別に、私はある興奮を感じていました。
この日、自身3棟目となる都内の一棟マンションの売買契約を売主様と結んだのです。
4年前に立てた私の目標
「人生自由化計画、いつか不動産収入がサラリーマン収入を超える日を迎える」。
自身3棟目となるこの都内築浅物件を手に入れることで、私の目標達成が確実となったのです。
「会社との退職に向けての交渉」「独立に向けての準備」。
その日から、作業を粛々と始めました。
全てが順調に進む中、ひとつの不安が頭の中をよぎりました。
「独立後、もう不動産を買い増しすることはできないのではだろうか?」
不動産経営でサラリーマンを卒業された先輩方の本やブログを拝見すると、
「リタイヤ後1年は物件は買えない」、いやいや「3年は買えない」、
などという体験談が書かれています。
サラリーマンを卒業することによって自身の属性が低くなり、
金融期間は融資に消極的になる。当然、物件購入のスピートが落ちる。
当たり前と言えば当たり前の話です。
リタイヤ後、物件を検討する時間、視察する時間は沢山あるのに、
購入することができない。
そのジレンマに苦しむのではないだろうか。
この悩みをある不動産投資家の先輩にぶつけてました。
彼はこうアドバイスしてくれました。
「あなたは不動産経営者として、まだ一歩を踏み出しただけです。
物件を買うことだけが不動産産経営ではありませんよ。
不動産経営を真剣に学ぼうと思っていますか?」
「もちろんです」
「ではこの1年を、自分の力で満室にするスキルを学ぶ1年にいしてみてはいかがですか?」
それは考えもしなかったアイディアでした。