【シリーズ】築26年・入居率20%の物件を満室にできるのか?
「最終回で終わったんじゃなかったの?」
はい、4月13日にアップした記事を持って最終回だったのですが、最後にちょっとだけその後の続きがありましたので書かせていただこうと思います。
4月3日に契約が入って14室中13室の入居が決まっていました。
エピローグは、残りの1室、「最後の1室」のお話です。
手を付けていなかった1室とは?
実は1部屋だけ、リフォームの手を付けていませんでした。
「手を付けていない」というより、あまりに汚すぎて、気後れしていました。(笑)
恐らく十数年に渡る喫煙入居者の抜け殻です。言葉では言えないぐらいの汚れでした。
私たちの判断は、「この部屋は手を掛けずこのままにしておいた方が、投資効率的にいいのでは」というものでした。
たとえば、ユニットバス入れ替えで、60万。
キッチン入れ替えで20万。
その他の費用を積み上げるとリフォーム代金は100万円をゆうに超えていました。
100万円掛けてフォームし、月々の家賃4万円と考えると、100万円の投資額を回収できるのに25ヶ月掛かる計算です。
気が遠くなる数字でした。
ということで、半ば諦めていました。
意外な救世主あらわる
そんな中、管理会社のスタッフからうれしい一報が入りました。
「アユカワさん、ユニットバスを入れ替えなくても、綺麗にできるノウハウを持っている業者を見つけました。多分金額は半分で抑えられます」
「な、何? 半分で済む?」
この業者さんのリフォーム方法などについては別の機会にご紹介したい思いますが、その業者に掛けてみることにしました。
内装工事に入ったのは、4月3週目。
そしてゴールデンウイークの真っただ中の5月4日(月)にリフォームが終わりました。
はい、完璧な仕上がりでした。
その後のスピートは早い
そして2日後の5月2日(土)申込みが入り、本日5月8日契約となりました。
【シリーズ】築26年・入居率20%の物件を満室にできるのか?
このタイトルで奮闘記をこのブログで書いてきましたが、本日無事「本当の満室」となりました!! (万歳!万歳!)
管理会社さん、客付け会社さん、内装業者さん、外装業者さん、購入の際融資してくださった金融機関さん、
相談に乗っていただいた同胞のみなさん、
そして忘れてはいけない
ご入居頂いた方々、みなさんに感謝の言葉を贈りたいと思います。
本当にお世話になりました、ありがとうございました。
現地を視察してきました。
購入前に見たときは、薄汚れて各部屋のカーテンも掛かっていませんでした。
それが今では、全てのお部屋にカーテンが掛かっていて、いくつかのお部屋のベランダには洗濯ものが干されていました。
新調したポストには、早速新入居者に郵便物が届いていました。
アパート全体が大きく呼吸しているような気がしました。
とは言うものの、これからがこの物件の不動産経営のスタートです。
入居者みなさんが「住んでよかった」と思えるような環境づくりに引き続き努力していきたいと思います。
私は、空室対策は3ステップで解消できると思っています。
今回もその3ステップで満室にすることができました。
この「空室対策3ステップ」も含めて、次回のセミナーではお話させていただきます。
5月27日(水)午後7時から、東京丸の内で開催致します。
お時間ある方は是非ご参加ください。入場無料です。
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