【シリーズ】第4回 築26年・入居率20%の物件を満室にできるのか?

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「川崎の築古物件。満室利回りは12%近くあるが、現状14室中12室空室」
その情報をもらった翌日夕方のことでした。

再び不動産業者から連絡が入りました。

「昨日ご連絡した川崎の物件にいてですが、結論から言います。
GOするに充分値する物件だと思います」

え? まさかの高評価。
本日の午後にその業者さんは現地視察を済ませており、
この築古物件を私に薦めるポイントは3つあるという。

① 業者間取引を希望しているので、比較的に金額を抑えて購入することができる。

② リフォームと修繕を行えば、十分に満室にできる可能性がある。

③ この物件は事故物件ではなく、売却を視野に入れていたので、積極的に
客付けをやっていなかったために、空室が多くなっている。
空室になっている理由が明確。

私の物件購入の鉄則、
「物件は管理の強い不動産屋から買え」に基づくと、
管理の強い会社が、満室にできる可能性が十分にあると言っていることは、
大きなプラスポイントとなりました。

「お忙しいでしょうが、なるべく早く現地視察をしてください」

私は翌日の朝一番で、現地視察することを伝えました。

電話の最後に業者さんはこう付け加えました。

「そうそう、朗報がひとつあります。空室は12室ではなく11室でした」

もう、12室だろうと、11室だろうが、どっちだっていい。

正直そう思いました。

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