不動産投資における「出口戦略」とは、「売却」のことです。不動産投資は投資ですから、家賃収入を得られたとしても最終的に投資の成績が決まるのは、売却した瞬間ということになります。
「その物件を所有している間にいくらの利益(家賃収入)を得たのか?」
「買った金額よりどれだけ高く売れたのか?」
その双方で、投資の最終成績が決定いたします。理想としては双方でプラスになることですが、いくら定期的な家賃収入を得ていたとしても、売却時に大きく損をしてしまってはマイナスになってしまいます・・・。
つまり、「出口(売却)」を考えておくことが重要なポイントなのです!!
☆ここで、要注意!!☆
とは言っても、「物件を必ず売却してください」と言っているのではありません。ある方は、本当に気にいった土地に気にいった不動産を所有し、長期に渡って不動産投資を行うことを考えていらっしゃるかもしれません。将来的には、配偶者・ご子息に経営を引き継ぎたいとお考えの方もいらっしゃるでしょう。もちろん、そのような考え方でも問題ありません。
ただし、出口(売却)のことも必ず頭の隅に持ち続けてください。「今売ったらいくらになるのか?」大事なのは、この意識を忘れないことです。年に一度は不動産会社に査定をお願いしてみてもいいでしょう。「当時、〇万円で買った物件が、今は〇万円になっている」ということを知っていることが大切です。
そして、初心者の方へ、売却に関するひとつの指針をお伝えいたします。それは、金融機関から融資を受けて物件を購入される方の売却の目安です。
「残債 < 現状の物件売買価格」
これを目指しましょう。分かりやすく言うと、今物件を売却して残債を支払ってもプラスになるというレベルですね。「残債」は購入後、毎年毎年確実に減っていきます。一方「現状の物件売買価格」は上昇するかも知れないですし、下落するかも知れないです。しかし一般には物件の経過年数ととともに緩やかに下がってきます。「残債 < 現状の物件売買価格」の状況になってしまえば、「いつ売っても損はしない」というレベルなのです。
このレベルまで物件を持ち続けることを一つの目安としてください。このレベルを超えてしまえば、気分的にも随分と楽になるでしょう。
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