今日は、つねに鞄の中に入れておきたい一冊の紹介です。
【幸せは心のなかで、あなたの気づきを待っている】(若尾裕之) PHP出版
私は、不動産投資を実践するにあたって、いくつかの心構えが必要だと思っています。その心構えとは沢山あるのですが、その一つが「不動産投資以外に夢中になれるものを持て」です。
「不動産投資以外に夢中になれるもの」は何でもいいんです、全てを忘れて没頭できるものです。
ある人は「お酒を飲む」でもいいです。その他、「推理小説を読む」「マラソンする」「映画を見る」「彼女とデートする」。あなたが日常を忘れられる何か深い楽しみを持つことです。
不動産投資は、何度も挫折する瞬間があります。「ことごとく融資が通らない」「やっと融資が通ったと思ったら、売主に売買をキャンセルされた」「やっと手に入れた物件がすぐに空室になった」。
泣きたくなる出来事が起きてしまいます。そんな時に、気分転換できる「不動産投資以外に夢中になれるもの」を持っていてほしいのです。そしてまた明日から元気に不動産投資に向き合ってください。
さて、「不動産投資以外に夢中になれるもの」が見つからないあなたに、いい策があります。
それが、
今日紹介する本【幸せは心のなかで、あなたの気づきを待っている】をあなたの鞄に入れておいてください。つらい瞬間に鞄の中から取り出し、どれか一節を読んでみてください。きっとあなたは「元気」をもらうことができるでしょう。
著者の若尾さんは45歳の時に重度の急性肝炎となり生死の境をさまよい、奇跡的に回復された経験をお持ちです。若尾さんの人生観がたっぷり詰まった一冊となっています。
心配しているだけで、嫌な気持ちになるでしょう。自分の大切な時間を、そんな嫌な気持ちになるために使うのは、もったいないことです。(中略) 墜落するかもしれないと思って飛行機に乗ったら旅は楽しくありませんよね。どうなるか分からないことは、良いことが起きると思って生き方がはるかに幸せです。(p51)
旅好きで高所恐怖症の私は、いつも飛行機に乗るときは青ざめながら着陸までの時間を過ごしています。次に搭乗する時から、到着した後のことを考えるようにしたいと思います。(笑)
若尾さんは言います。
「無理」「できない」「わからない」「面倒くさい」「つらい」「悲しい」「嫌だ」「運がない」「いいことない」「ついてない」等のマイナス言葉を口にすると、元気がなくなります。「できない」と言うと、あなたと頭の中に「できるわけがない」というイメージが膨らんでしまいます。どんなことでも、できないと思ったら絶対できません。(P156)
明日にでも、新しい金融機関に融資の申し込みをしたいと思います。(笑)
あなたを元気づけてくれる一冊です。
幸せは心のなかで、あなたの気づきを待っている (PHP文庫)