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東日本大震災から5年が経ちました。メディアはこの5年間の復興と今後の課題を総力取材し、各番組で特集・特番を編成しています。
東北の実情についてはマスメディアに任せることにしましょう。
ここでは、東京に最も近い被災地「新浦安」の被災民の一人として「あれから5年の新浦安」について書かせていただきます。
この1年で新浦安は大きく変わりました。昨年の3月に書いたブログを読み返してみましたが、1年前はまだまだ復興工事が続いていました。
それから1年経った新浦安は?
新浦安駅から海に向かって走るメインストリート「シンボルロード」には、連日沢山の工事車両が走っています。
しかしそれは、復興工事のためのトラックではありません。
現在、新浦安では3つの新しいホテルが建設されています。そして2つのホテルで大改修工事が進められています。また、私の住んでいるマンションを含めて複数のマンションで大規模修繕工事が進められています。
震災後、あるホテルが一時期休館となりました。その影響でホテル周りの店舗が月々と閉店していきました。現在では、そのお店の跡地に新しい店舗が入り営業しています。
新浦安という街は、ひとつの時代を乗り越え、次なる成長を始めています。
夕飯の時、娘がこんなことをいいました。
「戦争とか、私が生まれてから大きな出来事はないね」
私は答えました。
「東日本大震災があったでしょう。液状化で上下水が止まって、計画停電もあって電気も止まって大変だったじゃない」
「ああ、そうだった」
街は生きている。たくましく生きている。そこに住む人たちとともに。過去があるから今がある。そして未来がある。
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