推奨本【「世界標準」のお金の教養講座】

ゴールデンウイークに子供たちに読ませたい一冊の紹介です。

「世界標準」のお金の教養講座 泉正人 (角川フォレスタ)

ファイナンスの教育機関「ファイナンシャルアカデミー」代表の泉正人さんが、2014年に書かれた一冊です。

日本の教育でもっとも遅れているもの、それは「お金の教育」だと思います。義務教育の中で、「お金」「ファイナンス」について先生は教えてくれません。また家庭でも「お金の教養」を親から子に教えることは少ないと思います。戦後の高度経済成長期、「お金」について口にすることは「よくないこと」と教わってきました。

現実、日本では「ファイナンス教育」後進国となってしまっています。

そんな中、自分の子供に読ませたい本がこの【「世界標準」のお金の教養講座】です。

著者は、お金の教養で重要なものは下記の3つと話しています。

「信用」「価値を見極める力」「両面思考」

物事は全て「信用」ではかられている。自分自身の「信用」を高めることが重要、そして信用とは「過去の行いの積み重ねである」という考え方。耳が痛いです。(笑)

あなたが今買おうとしていそのものの本当の価値はどのぐらいですか?本当の価値と価格、どちらが大きいですか?この「価値を見極める力」を養ってください。

もうひとつの側面で物事を考えるようにしてください。「当社の取扱物件は仲介手数料全て無料!」あなたは「お得だな!」と思いますか?それとも「ちょっと怪しいな?」と思いますか?

この「信用」「価値を見極める力」「両面思考」が掛け合わさり、生きる力になるのです。

普段の生活から実践していきたいです。

そして著者は、「ものの価値とは、ストーリーによって形成される」とも言っています。放送作家の小山薫堂さんの大学での特別授業「鈴木さんカレー」の話が印象的でした。

はじめに「このカレー、食べてみたい人?」と言ったら手を上げる大学生はほんの数人でした。
次に小山さんは「鈴木さんに質問をしてください」と言いました。大学生の質問に鈴木さんが答えるうちに、みんながそのカレーを食べたくなったのです。
どうしてだと思いますか?
鈴木さんへの一問一答はこうです。

Aさん「そのカレーは特別なカレーですか?」
鈴木さん「いいえ、普通のカレーです」
Bくん「カレーはよく作るのですか?」
鈴木さん「はい、次男が好きなので、次男がいた時はよく作っていました」
Cくん「その次男はどこにいるのですか、何をやっているのですか?」
鈴木さん「シアトルのマリナーズというところで野球をやっています」(p84)

ストーリーがつくとその価値はいきなりあがるのです。

「世界標準」のお金の教養講座 (角川フォレスタ)

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