推奨本【賃貸経営の新しい夜明け】

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推奨本をご紹介させていただきます。

タイトル「賃貸経営の新しい夜明け」著者/沖野元・林浩一 週間住宅新聞社

私から紹介するのは大変おこがましいのですが、著者の沖野さん、林さんは、J-rec公認不動産コンサルタントとしての私の大先輩です。そのお二人の共著ということですから当然、非常に内容の深い一冊となっています。別の言い方をすれば、この本は「定期借家契約」のバイブル本になること間違いなしです。

大家さんになって賃貸経営がはじまると、入居者と賃貸契約を結びます。その賃貸契約は2種類あります。「普通借家契約」と「定期借家契約」です。現在の日本では9割以上が「普通借家契約」となっています。この普通借家契約とは非常に古く現代の世の中とは相反する契約です。簡単に言うと、入居者の権利が守られていて大家側が大変不利な契約が普通借家契約なのです。

著者沖野さんはこうおっしゃっています。

私は普通借家契約のことを「ガラケー」と名付けました。世間で言うガラケーとは、ガラパゴス化した携帯電話のことを指しますが、私のいう「ガラケー」とは、ガラパゴス化した普通借家契約のことを指します。(中略)ガラケーは日本だけのものです。海外では定期借家契約がグローバルスタンダードなのです。あなたはそれでもまだガラケーを続けますか? (P5)

「ガラケー」上手いことおっしゃいますよね。大家業をスタートされている方は、是非とも定期借家契約の導入を検討してみてください。

この「賃貸経営の新しい夜明け」は、いち早く定期借家契約を導入されている沖野さん・林さんの体験に基づくノウハウが書かれているだけでなく、お二人の不動産経営の「考え方」というか、「取り組む姿勢」が随所に描かれています。

賃貸は入居者が主人公です。(中略)
あなたは入居者さんに「ありがとう」と言ったことはありますか?
あなたは入居者さんから「ありがとう」と言われたことはありますか?
素敵な入居者さんたちと出逢えた奇跡の連続に「ありがとう」の連鎖が始まります。
「ありがとう」のひと言で人生が変わることがあります。(p155)

林さんの言葉です。本著の中に林さんが定期借家契約で賃貸経営されているファミリータイプの賃貸アパート「Wilshire five seasons」での入居者との心温まる7つのエピソードが紹介されています。この7つの物語は、これから大家業をはじめようという方々にとって、「夢」を膨らませる要素となること間違いなしです。

また第8章「本音で語る定借座談会」-定期借家契約を採用している中堅管理会社と採用していない大手管理会社を含めての座談会-は、本音すぎて面白い。不動産業界で新たなるパイオニアとしての「覚悟」を感じる企画です。

既に賃貸経営されている方も、これから賃貸経営される方も、おススメの一冊です。

賃貸の新しい夜明け (QP books)

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