【シリーズ】第7回 築26年・入居率20%の物件を満室にできるのか?

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築26年、入居率20%の物件を買うべきか、買わないべきか?

翌月曜日午前10時。
税理士のI先生の事務所の会議室に集まりました。

「I先生」「不動産仲介業者Y社長」そして「私」。

まずは、Y社長から、この物件について説明されました。

南武線久地駅徒歩10分弱、築26年。14室中11室空室。
但し、満室になれば、12%近くで回る。
仮にS銀行で3.3%のローンを組んだとしてもキャッシュフローは充分に出ると。

私も週末に、電卓を叩いていました。
「仮に、修繕費に600万かかったとしても10%で回りますね」

I先生はこういう分析、
「来年以降、他の物件でかなりの利益が出てしまいます。
4年という限定期間ですが、減価償却を多く取れるのは魅力ですね」

3者とも頭に残っていた大きな課題はひとつ。

「満室にできるか」

私はY社長に聞きました。
「経験則から言って、満室できると思いますか?」

Y社長「できます。大家さんが本気を出せば。」

私の心に火が付きました。
「購入しましまょう。買付入れてください」

用意して持っていた買付書をY社長に渡し、3者会談は終了。

あとは、3人での次の飲み会のスケジュール調整し解散となりました。

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