建物の構造について

不動産を購入するにあって、建物の構造は様々です。
この建物の構造の種類によって、法定耐用年数が変わり、
「減価償却の期間」「融資の期間」が変わってきます。
建物の構造による違いを認識しておきましょう。

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法律上での建物の構造の種類

 

不動産登記法では、第百十四条で、建物の構造について、建物の主たる部分の構成材料、屋根の種類及び階数により、
以下のように区分して定められています。

一 構成材料による区分

イ 木造
ロ 土蔵造
ハ 石造
ニ れんが造
ホ コンクリートブロック造
ヘ 鉄骨造
ト 鉄筋コンクリート造
チ 鉄骨鉄筋コンクリート造

二 屋根の種類による区分

イ かわらぶき
ロ スレートぶき
ハ 亜鉛メッキ鋼板ぶき
ニ 草ぶき
ホ 陸屋根

三 階数による区分

イ 平家建
ロ 二階建(三階建以上の建物にあっては、これに準ずるものとする。)

となっていますが、不動産投資・経営の中で最も意識しなくてはならないものが、
【一 構成材料による区分】です。

法律上では、8つに分類されていますが、私たち投資家が
大雑把に4種類を覚えておくといいでしょう。

 

投資が覚えておくべき建物の構造と種類

 

「木造」
「軽量鉄骨・重量鉄骨」
「鉄筋コンクリートRC」
「鉄骨鉄筋コンクリートSRC」

それぞれ説明いたします。

「木造」

日本の伝統的な工法の建物です。
日本の風土にマッチしており、昔からある一般住宅・
アパートは木造です。
法定耐用年数は22年です。

「軽量鉄骨・重量鉄骨」

建物の主要な構造体・骨組に鉄製・鋼製の部材を使っている建物。
厚さ6㎜未満の鋼材の場合が軽量鉄骨、
厚さ6㎜以上の鋼材の場合は重量鉄骨です。
法定耐用年数は、軽量鉄骨が27年、重量鉄骨が34年です。

「鉄筋コンクリートRC」

鉄筋を縦・横の格子状に組み立て、型枠という木製枠で鉄筋を囲み、
その中に隙間なくコンクリート流し込み作られた建物。
法定耐用年数は、47年です。

「鉄骨鉄筋コンクリートSRC」

鉄筋コンクリートに、鉄骨を内蔵させた建築構造。
比較的小さい断面で、強い骨組を作ることができ、
風力・地震などの外力にも強く建物です。
その反面、柱と梁が太くなり、居室の内部空間がやや狭く感じるという
デメリットもあります。
法定耐用年数は、47年です。

 

覚えておくポイント

 

法定耐用年数とは、税法で規定される耐用年数のことを言います。
ざっくり言うと「建物は〇年持ちます」という意味です。
ですから、の法定耐用年数によって金融機関は融資期間を設定いたします。
設定の仕方は金融機関によってまちまちです。

ですのでこの法定耐用年数は、不動産経営に大きな影響をもたらします。
「金融機関の融資期間」や「減価償却の期間」が、法定耐用年数で決まるのです。

ですのでまずは下記のことを覚えてください。

【法定耐用年数】
木造=22年
軽量鉄骨=27年
重量鉄骨=34年
RC・SRC=47年

これは丸暗記しておく事項です。

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